電力消失!

走行中の自動車の電機システムが徐々にダウンしながら最終的に止まってしまいピクリとも動かなくなってしまったら、まずは携帯電話で救助の要請をするのが一番です。「ヒューストン、トラブル発生」と。

年の暮れもせまったクリスマスの当日に、永久に失われたファンベルトを新品に交換する作業を行いながら何故サンタクロースは頑なに動物(トナカイ)をパワーユニットにしていたをようやく理解したのです。故障の確率を最小限に抑える必要を重視した結果、生物を動力としてキャビンは木材そして動力伝達装置はロープ、ライディングギヤはそりである。なるほど、軸受けが焼きついたりギヤがセコやサードに入らなくなったりそれら自動車で起こりうるトラブルから無縁でしかも万が一の故障が発生したとしても部品の調達が容易である・・さらに快適装備も無ければ積載量に対する馬力?も少ないがそれらは雪国で鍛えた精神力でカバーすれば亜音速場合によっては音速を超えるスピードで飛翔することも可能である。これらの事実から導き出される結論はサンタのおじさんは相当な傑物であるという事に尽きるでしょう。

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この写真の生物はヌートリアというそうです。もっとも私はネズミの親方と勝手に呼称しておりますが。ちょっとした犬くらいの大きさのネズミです。なんでこのような生物が近所にいるのかは解らなかったのですが、どうやら昔の航空隊飛行士が高空での防寒の為に首に巻くマフラーの材料として飼育したものが終戦のどさくさによって解放されてさらに旺盛な繁殖力によって全国に住み着いた、という話を聞きました。その当時は現在とは違って防寒衣料をはじめとする民生品の材料は殆ど全て動物や植物さらに土砂などで製造されていたそうです、製品に対する材料からの歩留まりは結構ありそうな気がしますが、非常にエコだと言わざるを得ません。いっその事これら動植物で自動車を製造するというのはどうでしょうか?現在の技術力ならこれら天然素材で乗用車を作り上げる事はたやすいと思われます。もっとも政府当局は課税し辛いので警戒するでしょうが、きっともっともらしい説明を付けて新たな天然自動車税というのを掲げるでしょう。

実際これらの生物由来自動車を運用するとしたら案外うまく行かないような気がしてきました。なにしろ搭載量は少ないしスピードも出ない。運転手が不満を口にすれば上司は大声で叱責するでしょう。

貴様には気迫が足らん!サンタのおじさんはアラスカで音速を出しているのだ!鍛えればそれだけの事が出来るのだ!解ったか!

精神力を前面に出した国家は亡国の兆しと聞いた事があります、当然企業においてもです。従ってこれらエコカーは封印したほうがいいのかも知れません。

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