深夜走行中ラジオから女性の声がノイズと共に聞こえてきて、さらに何も居ないはずの国道上に得体の知れない人影らしきものが見えたりする・・というオカルト話を聞いたわけでありますが、詳しく聞くとこの半年近く殆ど休みも無く毎日仕事で運転しているとの事でした。怪奇現象とはひょっとしたら精神的にくたびれきった頭脳に発生する幻影なのかもと思ったのであります。たとえ大変な勤務体系であろうともその分給与も出ていればこの手の怪異現象もなくなるでしょう、流石の物の怪も札束で張られたら撤退するしか方法は無いでしょうしそもそも安定した精神の前には存在できないような気がします。
そういえばさっぱりゲームとか実施しない私ではありますが、遠い昔に友人宅にあったゲームを思い出しました。給料の上昇と共に忠誠心が上がり危険な冒険にも付いてくるのですが、給料を最低限のままこき使うと肝心な時に(海賊と交戦とか)「あばよ、勝手にやんな」とか言って逐電するというとても良く出来た内容でした。仕事に見合った賃金さえ出しておけば多少は大変な仕事でも部下は黙って付いて来るのでしょうと経営最高責任者兼平社員である私も肝に命じる所存であります。
さて、少しばかり異音の発生しているスクーター到来です。持ち主によれば最近うるさくなってきたとの事、エンジンの修理とついでに割れたヘッドライトと曲がったブレーキレバーの交換依頼です。
当然ながらエンジンからの異音はオカルトでも持ち主に対する忠誠心の不足とかでは無く、機械なので多少痛んできているからなのです。そのまま走行を続けていたらある日突然ピクリとも動かなくなるという不愉快な事になってしまいます。
4サイクルスクーターのクランクシャフトとベアリング交換か・・・工賃は一万くらいかと目安をつけて作業開始、面白くなってきました。