突っ込み所しかないと言われても

古いアメリカ合衆国の歌謡曲の歌詞の一部に”真後ろにミグいる!助けて!”という危機一髪の状況をコミカルな曲調で歌うというのを見つけたのです。最近航空機に関心を持っている私としては正義?のアメリカ軍機パイロットをおびやかしたというミグ戦闘機というものがどのような物なのか興味が沸いたのです。そしてMIG-21という写真で見るよりずっとスマートで高性能を予感させる機体をにわか航空ファンとしてどのような航空機なのか記述しようと思い立ったのです。

DSC_0166

エンジンに翼を付けて補器類を詰め込んで機関銃を搭載してミサイルをぶら下げたといったシンプルさがとてもいいなと思います、年式はそうとう古いのですが色々改造して今でも運用している国もけっこうあるそうです、さらにスロットルを全開にしたら現在の戦闘機にも引けを取らない音速の二倍という途方もない速度が出るそうです。オートバイに無理やり例えると高速道路で調子に乗って物凄いスピードで走る新型リッターバイクといい勝負をするラビットスクーターみたいなものでしょうか(年式的にです)。

価格も破格で中古なら新車のレクサスくらいだそうです(航空機がですよ)新品でも3億円という値段だそうです、ちなみに我らが日本のエアフォースで運用されているイーグル戦闘機は一機あたり100億円だそうです、従ってうまく運用出来れば超お買い得とも言えます、適切と思われる使用方法としてはイーグル戦闘機一機分の値段で買えるだけ買って作戦用と整備中のローテーションを組んでさらに座席を取り外して遠隔操作できるようにカスタマイズして大掛かりなラジコン航空隊を編成して相手の偵察機と攻撃機だけを狙うという作戦が良いでしょう、最新の戦闘機には勝ち目がないのでその時は逃げるのです、ようするに重い爆弾を捨てさせれば成功という相手の任務妨害に徹すればとても有効であると思われます。なにしろジェット戦闘攻撃機という品は燃料を足してオイル交換してプラグやエアフィルターやブレーキを点検してタイヤの空気圧を調整して再出動とは決していかない物なのでじきに相手空軍の整備工場は納車点検整備待ちで一杯になってメカニックは疲弊してパイロットはテレビでも見て暇をつぶすという事態になるでしょう。つまり相手方の企画を狂わせる作戦です、企業活動に例えると敵対的買収されそうになったら相手方の管理職クラスの不倫現場を押さえるとか女性社員を篭絡して社内情報をそれとなく聞き出して時間稼ぎを実施するといった感じです。

DSC_0179

こちらも竹輪的なデザインですがツインエンジンのミグ19とかいう品です、考えてみればコンピューターの無い時代に経験と勘と論文と実験で航空機を設計するのはとても大変だと思われます、出来上がって飛ばしてから山ほど問題点が出てきて少しずつ改善していくのでしょう、翼の上の間仕切りも苦労の跡が感じ取れます、おそらく最高速アタック時かカーブを試した時かゆっくり飛ばしている時に意外な動きをしてしまったので改善したのだろうと推察されます。余談ですがつい最近紅の豚という映画作品が結構面白いという話を聞いたのですが残念な事に随分昔の作品らしいのです、なにが残念かといいますと私事になりますがついこないだ半沢直樹というドラマを視聴したら面白かったので後日近所の人と雑談中にその話を持ち出したところ「内容も忘れとるわ今頃なにゆうとんねん」という返事だったのです、つまりいくら痛快な物語でも同時代に共有出来なければ会話の継続に支障が発生するという事です。

そこでです、次回作を熱望するわけなのです

退役したソビエト連邦の英雄パイロットがミグ戦闘機を駆って罪もない住民に爆弾を落としに来るアメリ○空軍の航空部隊に立ち向かうというストーリーがよいでしょう。貧しい国だが最近の調査で結構な地下資源が埋蔵されている事を知った架空のアメリカ合衆国が資源を奪取するために住民の信仰を集めている寺院の鐘の文面が大統領を侮辱しているという内容だと言いがかりを付けて侵攻を開始します。

余生をのんびり過ごそうと滞在していたパイロットは仲のいい村人達が犠牲になるのを目の当たりにして義憤を感じ爆撃で穴だらけの滑走路に隣接した空軍基地の門を叩きます、そして納屋に隠ぺいされた戦闘機を未舗装の道や牧草地を滑走路代わりにして神出鬼没の活躍を繰り広げるというのはどうでしょうか?西部劇の航空バージョンといった感じですね。

ライバルも必要ですな

DSC_0021

命令には忠実だが戦いの目的に疑問を抱いている攻撃機乗りがよさそうです、見ての通り優れた設計者のデザイン能力を感じ取れる造形の小さくて可愛らしい航空機ですが空戦能力もたいしたものだそうです。

大岡昇平氏の文章ですが「それは君より操縦のうまいずる賢いやつで・・・中略・・・太陽を背にした黒い点と認めた時にはもう遅いのだ・・・」といった感じで一撃をかけたら狙いが外れたとしてもそのまま逃げるというベテランらしい自身の生存を重視する地味な展開がいいと思います、題名は赤の豚にすると色々とマズイというか明らかに蔑称にしか見えないので慎重な再考が必要でしょう。赤い彗星ならよさそうですが他所の軍隊のエースの敬称なので使うわけにもいかないですね。

余談ついでに。。最近映画をみたのです、ふとしたきっかけで知って読んだ山岳漫画がとても良かったのでそれはもう期待を膨らませていたのですが思っていたのと全く違っていたのです、映像作品を制作するというのはとても困難なのは偶然至近距離で短いコマーシャルの撮影を一日中していたので(彼らはプロですな)理解出来ますが違う内容に感じたのは技術の問題では決してないでしょう。私の個人的な推測ですが実写にこだわって遠い天竺まで撮影に行きしかも映画の上映時間に合わせて長い物語を短縮するという難易度はそれこそ現実の山岳雪山登山に匹敵すると思われます。

多分昔のミグ設計局の技術者を当の映画製作に雇ったとすればあれこれ複雑にひねくり回さずに漫画作品の一コマ一コマを画面に出して音声を吹き込むという簡素で効果的でコストパフォーマンに優れた方法を選択すると思われます、対するアメリカのノースアメリカン社辺りの技術者ならもう少し進んだ技術を駆使して原作に忠実なシリーズ式のアニメーションにするでしょう。

これら古いミグ戦闘機の考察をしている時に昔夢中で乗ってたヤマハのRZ250を思い出したのです(今では考えられない事ですが年式の古い中古は一部の例外を除いて安かったのです)簡素で軽快で乗るのがとても楽しいオートバイでした、私は基本的にはノーマルが一番いいと思う方なのですが近代化改修するとしたらブレーキを強力にしてタイヤを選べる中で一番いい物を付けてチェーンとスプロケットも良品にするくらいでよいでしょう、そしてオートバイと自分自身の力量を一番引き出せる所で新型バイクに引けを取らない走りをすればきっと楽しいでしょう。詰まる所正面から張り合うのは避けて運用方法を限定するのです、それに古い乗り物を速くするのはコストや手間が引き合わないので最初から速い新型を購入するほうがいろいろ効率が良いのと魔改造?を実施するとやもすると壮大な宣伝と莫大な金額を投入したが予想してたのと違う仕上がりの映画のようになるかもしれません。

古いポンコツに張り付かれて振り切れ無かったという話が出るくらいがちょうどいいというものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところがです、来店されたお客様に重大な指摘を受けたのです。「突っ込みどころ満載の怪しい文章を書くより早いところ嫁さん候補を探索せよ」とです。

それならばと、今までの方法論がうまく機能してないようなのでネットでいろいろ閲覧した結果ステルスマーケティングという言葉を発見したので応用発展させた新たな方針を立てたのです。

 

コンパスファクトリー|大東市・四条畷 バイク修理

〒574-0072 大阪府大東市深野5丁目22-12

TEL : 072-870-1663(AM9:00 ~PM8:00)

E-MAIL : bike@compass-factory.com